疲れた身体を引きずって帰宅したところ・・・。
「ねえねえ!ビリーが再婚したんだよ!」
「・・・ビリー?」
「ビリーズ・ブートキャンプのビリーだよ!」
「あー。」
「しかも相手は日本人らしいよ!その人がビリーを見に行ったときにビリーがその人に日本語を教えてくれと頼んだのがきっかけだっt (略」
「ふーん。」
「それにね、もう赤ちゃんもいるんだよ!ビリーってもう50過ぎなのにすg (略」
「ふーん。」
「その赤ちゃんもTVに出てたよ!」
「ふーん。」
「それでね、あの“ビクトリー!”のポーズをその黒い赤ちゃんにさせてるの!」
「(゜ロ゜) !!」
「すごくかわいいんだよ!その黒い赤ちゃん!」
すみません、悪気は無いんです。
さて、今回は4月9日に
・司会 Zuzu氏
・記録 Project D氏
の腐女子2名で開催された
“しくしく泣かない連句会☆”
で詠まれた句をご紹介いたします。
A long time after in a certain place in Malas...
ヤマトマラス某所に所在する“連句会記念開館”にて・・・。
「ファ~~~、相変わらずヒマだなあ。テレビテレビ。おっ、日ハム戦の中継があるな・・・あ、でも解説が岩本か、うっとおしいな。仕方ない、音声はミュートにしよう。・・・う~ん、やっぱり物足りないな、そうだ、ラジオをつけよう。えーと、どこだどこだ。」
「・・・相変わらずの体たらくじゃのう。」
「あっ師匠、おつかれさまです。え、え~と、連句会の記録本記録本。」
「今さら遅い!最初から見とったわ!」
「そ、そうですか。ばれちゃあ仕方ない、オイ、ラジオはどこだ!」
「居直り強盗か!ラジオなんぞ無いわ!」
「チッ、しけてやがる。」
「うるさいっ!・・・まあよいわ。とっとと今日の講義を始めるぞ。どれでもいいから記録本を持ってくるのじゃ。」
「は~い、ただいま~♪」
「・・・どうもこやつのペースにはついていけんのう。」
『桜散る 花を踏まずに 行く私』(Ton-nura)
「舞いおちる花びら、地面に広がる桜道。踏んで歩くのをためらい変な歩き方になる私。句のリズムもそれを反映してか少しぎこちない感じじゃな。」
「やさしいですね。もののあわれ。」
「逆に、花のじゅうたんを踏んで歩いていきたいという感性もあるじゃろうな。それもまたよし。」
『行く私 背中を押すは 花吹雪』(zensyou)
『花吹雪 纏い(まとい)道行く 旅立ちの日』(JET SET RADIO)
「ベテラン2人による、旅立ちとか卒業の臭いがプンプンする句。絵になるわい。」
「お二人とも長い間お疲れ様でした。」
「ちゃうちゃう。」
『旅立ちの日 その日に備え 荷造りし』(Iris)
「希望に満ちた旅立ちだといいのう。いずれにせよ旅立ちの時にその荷物から寂しさを感じることも多いのう。」
「人生の旅立ちが近い人の言葉は重みがありますね。」
「うるさいっ。」
『荷造りし 浮かぶ思いは 永遠の時』(G.Maki)
「序盤なのに最終回みたいな盛り上がり。季節感に溢れる句が続くのう。いい流れじゃな。」
「長い間連句会にご声援いただきありがとうございました。」
「ちゃうちゃう。」
『永遠の時 男がいれば BL不滅!!』(Project D)
「あーあ。」
「あーあ。」
『BL不滅 旅立ちならぬ 耽美たち』(Dorothy)
「“耽美”もこの場合BL用語だから一聞この句もBL句なんじゃが、それはお題がお題だからやむをえん。そんなBL用語を使いつつ、それを詠み換えて当初の綺麗な流れを踏襲するという高等テクを使っておる。まったく、やっかいなお題を処理させたらこの人の右に出る者はないのう。」
「連句会の爆弾処理班ですね!」
「・・・その呼び名はどうかと思うが。」
『耽美たち 今宵の月と 夜桜や』(Happy)
「再び桜。綺麗な流れに戻ったな。」
「まったく今回はみんなどうしちゃったんですかね。春の椿事ってやつですかね。」
「チンとか言うとまたBLが息を吹き返すぞい。」
「考え過ぎですよ!」
『夜桜や 散り際を知る 潔さ』(Wandering Armor)
「武士道っぽい句ですね。」
「潔く散ったんだけど怨念が鎧に乗り移って動き出したりして。」
「そ、それは潔くないなあ。」
『潔さ 下着を片手に いざ出頭』(BonCley neo)
「武士道っぽい句だな。ある意味切腹なわけだし。」
「どこがですか!」
『いざ出頭 走馬燈よぎるよ あれやこれ』(Mute)
「ああ・・・せめてもの罪滅ぼしに・・・盗んだあの下着を・・・。」
「被害者に返せばよかったと?」
「装着してくればよかった・・・蒸着!」
「誰かこの人魔空空間に引きずり込んでくれないかな?」
『あれやこれ 思えど動かぬ 怠け者』(Sakon)
「上手いな。ダメ人間な生活派歌人が詠むような句じゃのう。」
「雰囲気がありますね。」
「個人的にすごくシンパシーを感じる句じゃ。」
「うんうん、わかります。」
「お前に言われたくないわ!」
『怠け者 怠けて儲けりゃ 優等生』(hyaram)
「いやいや。日本人はもう一度額に汗してコツコツ働くことの尊さを共通の価値観として持つべきじゃと思うぞ。」
「ほう。」
「まあわしはできるだけ楽して儲けたいがの。」
「なんだそりゃ!」
『優等生 校舎の裏で あれやこれ』(Zuzu)
「あれやこれ、再びじゃ。」
「校舎の裏であれやこれ、タバコとかですかね。」
「そうそう、あと麻薬の密売とか売春とかな。」
「コラコラ。」
「偽造テレホンカードを売ったり。」
「いつの時代のイラン人だ!」
『あれやこれ どれどれそそれ ソーレソレイ』(Danny and Lucy)
「途中参加のDaLさん、どうぞどうぞと勧められた席に座った途端にこのお題。」
「トラップですね。」
「まあDaLさんも素人じゃないからの。焦ることはなかったと思うぞい。だがあえてこのヤケクソな感じが句に勢いとユーモアを与えておる。」
『そーれそれい ええじゃないかええじゃないか ご一緒に!』(Ton-nura)
「前の句の勢いにそのまま乗りましたね。」
「元々勢いだけの句風じゃからのう。勢いに乗るのは得意なはずじゃ。」
『ご一緒に! 参りませんか? 連句会』(zensyou)
「いってみたいとおもいませんかフフッフーン♪アハッハーン♪」
「・・・もう止まらないなあ。たちの悪いオヤジの飲み会みたいになってきた。」
「パンツを脱いでもええじゃないかええじゃないか!下着を盗ってもええじゃないかええじゃないか!」
「コラッ!」
『連句会 お前ら少し 自重しろ』(JET SET RADIO)
「・・・すみません。」
「やれやれ。重鎮から叱られたところでいったん休憩しましょうか。」
綺麗な句に楽しい句。
春らしく色々な句風が百花繚乱。
皆さんもぜひ一度連句会へどうぞ。
さてここで郷土愛に溢れた司会者の言葉を紹介して休憩といたします。

続きはそのうち。
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