3億匹の息子たち。(連句レビュー)
小さな田舎町に住んでいます。
先日、職場の同僚が近所のGSに行ったところ・・・。
「レギュラー満タンね。」
「あのう~、今レギュラー無いんですよ~、・・・ハイオクにしませんか?」
「(″ロ゛)ノ エエエエ 」
まあ数時間後に届いたらしいですけどね、レギュラー。
悪天候の影響ですかね。
さて、本年度最後の“トン☆ヌラ紀行。”をお送りしますか。
“愛しい二人でクリスマスみたいな連句会”、3階の記録をお届けします。
『マイAV 3Pデカ尻 網タイツ』(Ton-nura)
「これはひどい。」
「自分の性癖を包み隠さず暴露。男らしいのう。」
「男らしいかもしれませんが人間としては・・・。」
『網タイツ 可愛い君に 似合うかも』(Happy)
「うん!似合う似合う!じゃあ次は・・・。」
「そうやってエスカレートしていくんですね。」
『似合うかも いや匂うかも パンストが』(Danny and Lucy)
「これはウマイ。上の句と中の句の韻、そしてちゃんとオチがついとる。」
「句風は下品ですがテクニックは一流ですね。」
「わしみたいじゃな。性的な意味で。」
「はいはい。」
『パンストが 食い込むトンヌラ ここにあり』(BonCley)
「これはひどい。」
「トンヌラをテーマにした句を詠ませたら氏の右に出る者は無いな。」
「いや、他の人は詠みませんから!」
『ここにあり あったらやばいよ でもあるよ』(raku-raku)
「これも良い句じゃな。リズムがいいし言い回しがとてもユーモラスで可愛い。童謡のワンフレーズのようじゃのう。」
「そんな童謡はありません!」
『でもあるよ チャイナな娘が エロアルヨ』(Ton-nura)
「これはひどい。」
「恐らく中国人の“~アルヨ”という口調が言いたかっただけだと思うぞい。」
『エロアルヨ だけど気持ちを 重ねよう♪』(Happy)
「まあ気持ちよりも先に身体を重ねた方が話が早いがの。」
「はいはい。」
『重ねよう♪ 一つ積んでは 父のため』(Danny and Lucy)
「賽の河原ですね。」
「しかしまあ、今までの句を見たら親が泣くぞ。親不孝とはこのことだ。」
『父のため 買ったAV 所有済み』(BonCley)
「いや、父親も同類だったようですね。」
「なんだお前も持ってたのか、ハハハ、こいつめ。」
『所有済み だけど萌えるよ このタイツ』(raku-raku)
「使用済みだったのかもしれんぞ。」
「ちょっとちょっと。」
『このタイツ かぶって行こうよ 郵便局』(Ton-nura)
「寒いからの。」
「もっと寒い場所にぶちこまれますよ。」
『郵便局 送るよ君に 元気をね♪』(Happy)
「そうそう、現金50万円をエクスパックで送ってね。」
「そりゃ振り込め詐欺ですよ!」
『元気をね♪ ちょっと分けてね 元気玉』(Danny and Lucy)
「みんなの元気でオラの股間の元気玉はパンパンだぞ!」
「やめてください!」
『元気玉 喉から出たけど 臭かった』(BonCley)
「ウエッ。」
「そりゃフリーザも倒せるわ。」
『臭かった これが道だね マニアだね』(raku-raku)
「まあ人とちょっぴり好きな食べ物が違うだけだからのう。」
「食べ物って言わないでくれませんか。」
『マニアだね 全裸で窓際 こんばんは!』(Ton-nura)
「元気があってよろしい。」
「マニアというか、もう犯罪者ですね。」
『こんばんは! これからずっと よろしくね!』(Happy)
「こちらこそよろしく!」
「服を着ろ!」
『よろしくね! 10分後には さようなら』(Danny and Lucy)
「よくある話じゃな。まあベストは2時間の休憩後にさようなら、じゃがな。」
「ちょっとちょっと。」
『さようなら 3億匹の 息子たち』(BonCley)
「何だか妙に感傷的になる句じゃのう。男ならわかる、この切なさ。」
「テーマはものすごくしょうもないんですけどね。」
『息子たち すまぬゆるせよ この父を』(raku-raku)
「神話の一節のようなフレーズですね。」
「でも前の句の印象が強すぎてなんだか笑ってしまうのう。」
『この父を 誇るよ同じ 趣味だから』(Ton-nura)
「“こ、このAVは・・・!と、父さんも・・・。何だお前もか、ハハハ、こいつめ。”」
「変な寸劇が始まったぞ。」
「“ハハハ、何だか恥ずかしいよ、父さん。ハハハ、恥ずかしがるやつがあるか、ハハハ。ハハハ。ハハハ。”」
「うるさい!」
『趣味だから 君をバディに したいんだ♪』(Happy)
「バディってなんじゃ。セックスフレンドみたいなもんか。」
「違いますよ!日本語で言うと“相棒”という感じかな。」
「ああ、おホモだちの方か。」
「違うわ!」
『したいんだ♪ 死体でいいんだ 硬いんだ』(Danny and Lucy)
「これはヤバイ。」
「さすがのわしもこっちの分野はのう・・・あ、でも人形の方なら・・・。」
「ええええええ。」
『硬いんだ 釘も打てるよ マイバナナ』(BonCley)
「うそこけ!」
「さすがに釘を打つのは無理じゃな。わしもせいぜい電話帳を突き破る程度じゃ。」
「うそこけ!」
『マイバナナ 皮を剥いたら めしあがれ』(raku-raku)
「ごく一般的な句なんじゃが、前の句が前の句だけにな・・・。」
「損な席順でしたねえ。」
『めしあがれ 今ならおみやも ついてるよ!』(Ton-nura)
「ああ、あそこがむず痒くなるやつじゃな。」
「いやなおみやげですねえ。」
『ついてるよ!落ち込まないで 元気だそ!』(Happy)
「他の句が他の句だけに、こういう普通の句が異質に見えるのう。」
「これぞ3階マジックですね。」
『元気だそ! なんならお薬 使っとく?』(Danny and Lucy)
「なんだか空も飛べる気がしてきたぞ。」
「ストップ!ストップ!」
『使っとく? ああ、使っとけば よかったね・・・』(BonCley)
「ご愁傷様でした。」
「言い回しが完璧じゃ。一句の中にドラマがある。」
『よかったね・・・ 今年も相手が いるんだね』(raku-raku)
「これはいい自虐。連句会には“じぎゃ句”というジャンルがあってのう。よく全米が泣いたもんじゃよ。」
「ほほう。」
「2階の句と合わせてraku-rakuさんは自虐連句師としての地位を確立したのう。」
「・・・あまり嬉しくはないですよね。」
以上、30句でした。
本日開催される“詠まずに越せるか!年越し連句会2008”の前に3階の句を公開するのは多少のためらいもありました。
確かにテーマ的にはシモとかおバカな句が多いのですが、思わず唸ってしまうような名句も少なくありませんでした。
清濁併せ呑む懐の広さ、それが連句会の魅力の一つでもあります。
それでは今回はこのへんで。
来年も“トン☆ヌラ紀行。”をよろしくお願いいたします。






























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